明暗分かれる、慈悲はない。

►2015/03/26 19:58 

気を抜くとブログの更新がさくっとほっとかれるので困るのですが
ツイッターでつぶやいて満足してしまう現象に、うーんなんだかな?と
低きに流れる自分を諌めたい所。

実際、情報量とリアルタイムに流れる実況的連帯感は
楽しいのですが、追っかけるのに夢中になって色々見失うので
そこは線引きをしっかりしたい所。

ツイッタの実況的にアニメで盛り上がる昨今
今期の冬アニメについて・・・久しぶりに語ります。



今期は『SHIROBAKO』や『百合熊嵐』等、話題作
『JOJO』や『Gレコ』等、安定作と実に充実したクールでした。

が、やはり今期の話題を集めた二柱の作品と言えば

『艦隊これくしょん』 と 『アイドルマスターシンデレラガールズ』

になるでしょう。
どちらも「すでに多くの固定ファンを有する」や
「母体はゲームで明確な原作シナリオが無い」等、各所で似てる2作品
どちらが『覇権』を取ってもおかしくないッと同クールにぶつかった事を惜しむ声も
前評判ともかくまずは見てみなければッと注目を集めました。

そして、3ヶ月・・・ここまで明暗が分かれるとは誰が予想したか。


『艦隊これくしょん』 日本海軍艦隊を擬人化した艦娘の活躍する物語
私、幻自身は残念ながら機を逸してゲームをやってはおりませんが
ブームの大きさから同人作家として避けて通れない状況なので
情報だけは食ってきましたし、なんか夜勤とかぶらないので
全話リアルタイムでチェックできた稀有な番組になりましたw

何度も言いますが話題作です、角川にとっても金の卵を産む鶏です
意気込みや手のかけようはすごいものだと思います
作画は綺麗でセルは安定してたし
声優陣はオリジナルを揃えて、姉妹艦は同じ人が声をあててるにも関わらず
キャラ分けをこなし非常に素晴らしのですが・・・

脚本、そして構成がおかしかった・・・
導入である1・2話はまあ流すとしても問題の3話から
徐々に首をかしげる回数が増えてくる・・・
大まかな舞台の流れが見えない。
前後に関係のないエピソードが入り流れをぶち切る。
このシーンを入れたいが為に都合よい説明を口だけでする・・・
つまり、話の盛り上がりに向けて伏線を『描写』しないし
「伏線かな?」と思う所は結局拾われないで終わる事が多い。

散々色んな所で語られてはいるが、端的に言えば雑なのだッ

公式の台詞を使うのは当然、賛否はあるが二次創作からのフィードバックも
スパイスとして鍋に放り込むのも個人的にはやぶさかではない・・・が、
それらを使うに当たっての前後の流れと必然性はしっかり構築しないと
そこだけ明らかに浮いてしまう・・・
最たるは『大井・北上のレズパート』と呼ぶ場所で
何故か、一話に一回必ず入れてくる・・・その話がどんな状況でもだッ
『クリームソーダ』がどんなに美味しくても
三食、和洋ラーメン問わず付いてきたら「いや、それはおかしい」と思うだろう

そんな感じで全編に渡り『誰も得しない』描写が続く・・・
妙にゲーム本編のシステムを意識した設定を作ったかと思えば
改二になるのに体が光り始めるとか、仰天システムをデイリー建造
果ては『原作で眼鏡を外しては戦えない霧島の眼鏡を外す』などという
仏も修羅と化す原作ブレイクもやってみせた・・・ッ

そして『提督』の存在がさらに追い討ちになる。
アニメの『艦これ』は『吹雪を主人公として彼女の成長を描く』と
当初から言っていた為、提督の立ち居地は微妙ではあったのだ
製作サイドも色々熟考した上で『全く姿を描写しない』事を選んだんだろう
・・・結果として、それは裏目に出たのかもしれないが

主人公でなくても彼女を取り巻く環境の重要な立場だったのだが
姿は見えない、何を考えてるか判らない、んで行方不明になる
まったく映らないけど難題とトラブルは撒き散らすとゆう
え?それなんてニャラルトホテプ?

視聴者、特に提督たちの困惑は私の比ではなかっただろう
ちゃんと『アニメ提督』が描写されてれば『よその鎮守府を覗き見してる』と
割り切るのも楽だったのだろうが・・・


その逆にプロデューサーをしっかり描写する事で大成功したのが

『アイドルマスター シンデレラガールズ』 略して『デレアニ』であるッ!!

こちらも数多くのキャラを抱え
自分の嫁の処遇に胃を痛めるPたちが見守るなか始まった訳だが

そこに現われたのは三白眼、口下手、無愛想な190cmあろうかの大男
『不審者芸』が特技の通称『妖怪名刺だけでも』

武内Pの爆誕であったッ!!

不器用な性格と低く渋い声、困ると首に手を回すしぐさ等
艦これの提督とは全く逆に『プロデューサー』の姿を緻密の描き上げて来た
1話の時点でその存在感を前面に押し出して
「アイドル達、そしてPも一緒に成長する物語」として打ち出してきたのだッ

実にサプライズでもあったし、この武内Pの設定が実に絶妙だった事もあり
視聴してた全国Pくんたちの心も鷲掴みッ!
「シンデレラガールを見守ろうと思ったらシンデレラボーイに心奪われたでござる」
何をいってるかわから(ry
実際そんな感じだったのでこれ以上判り易く説明できないw

兎に角、武内Pと『シンデレラプロジェクト』のメンバーがアイドルとして
デビュー、そして活動を広げていく・・・とゆう、大筋に各アイドル奮闘を描く。
そしてシナリオの端々にゲームの設定、アイテムをちりばめていくスタイル
さらにメインキャラではないけど各所でモブ的にでもモバマスアイドルが
サプライズで登場するので瞬きできないw

そしてサプライズでアイドルに声がついたりして
まさに一晩でシンデレラの誕生である。
アニメひとつで全国のPたちが歓声を共にする、なんとも言えない興奮を
リアルタイムで見る時は味わったものだ。

しかもそれが、すぐにゲーム・・・ソシャゲ『モバマス』の方にも
フィードバックされて更に歓声(上位になって悲鳴)に変わる
実に隙のない対応だちひろぉッ!!
本当にありがとうございますッ <(_ _)>

そんな訳で、デレアニは毎週が神回でお祭りである。
10話のきらりん☆回など最高すぎて思わず神に感謝したッ
一回12話で切り1クール空けてから後半2クール目の放送だと発表されたが
3ヶ月が実に待ち遠しくなる事だろう。
(*´ー`)y――┛~~


分割2クールはすでに放送前から決まってた事だろう
それは『艦これ』の方も発表こそあのタイミングだが
当初から2クール目を作る事は決まっていたと思う。

ああ、なぜここまで見事に明暗が分かれたッ!?

大まかに見れば『提督』と『プロデューサー』の描写と扱いだ。
ゲームの主人公=視聴者
これがどちらのゲームも前提な上で描写するにしろ、しないにしろ
大きな賭けだった事は確かだ。
でもそれはあくまで後の結果論であり
この2作品を分けたのは『その後にいたるまでの細かい刷り合わせ』だったと思う

『艦これ』はゲームとは一線を引き、あくまでいち鎮守府として
ひとつの物語を描こうとしたが、それゆえにゲームとの流れや疎通が無かった
片や『デレアニ』はゲームの設定を刷り合わせ流れを構築
そしてアニメであった事をボイスや新SR、ぷちデレラ等に反映させる
良い循環関係があり、サプライズをもたらし続けた。
それはもちろんアドリブな部分ではなく
アニメの企画段階から綿密に練りこんで来たからこそ出来たのだろうと
私は思っている。

まあ、それと
『アイマス』のアニメ製作陣は先の『アニマス』の経験値
そしてかの有名な『ゼノグラシア』とゆう教訓を持ち合わせている訳でw
アニメ化に対しての向き合い方、やってはいけない事の意識が
すでにあったからだろうと、見てる側は安心してる所もあるw


どちらも期待の高い作品だった
どちらも魅力あふれるキャラが数多く存在した
どちらも可能性の多い作品だった

だが、ふたを開けてみたら評価はここまで分かれた。

監督が、花田がクソだと罵るのは簡単だろう
だが、片や『デレアニ』が成功してる以上『艦これ』もかけ方次第で
成功してたはずなのだ。
そこに到れなかった事は残念だが、願わくば二期製作
これを教訓に頑張ってくれと祈るばかりです・・・
(ФωФ)


~今日のニコニコ動画~
『3人のりゅーさん』

FF14知らなくてもこんなの笑うに決まってるだろう!!

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